顧韶 / こしょう
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顧韶は、清代の画家・顧洛の娘で、父の画業を継承し、工筆による仕女画を得意とした。 その画題は人物・花卉・嬰戯図など多岐にわたり、とりわけ絹本着色《人物図》および柳如是の幅巾小像軸を代表作とする。前者は精緻で写神的な表現に優れ、後者は幅巾広袖の造形と清逸な眉目の描写によって文人の気質を巧みに表現している。 閨秀画家の代表的存在として、男性主導の絵画世界において家学の継承を基盤とし、顧氏画系における工細な様式を受け継ぎ、発展させた。