董揆 / とうき
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董康
董康、字は授經、号は誦芬主人、江蘇省武進生まれ。初期の頃、江陰南菁書院で学ぶ。光緒15年(1889年)に恩科挙人に、光緒16年(1890年)に聯捷進士になる。同年5月に刑部主事を授かる。辛亥革命後に、日本帝国大学に留学し法律を学ぶ。中国に帰国後、東呉大学、上海法科大学、北京大学に務める。1915年に『第一次刑法修正案』の起草に参加する。日本の裁判制度と刑務所制度を視察するために何度も日本を訪れる。法学の研究業績のほかに、演劇、詩、版本目録学の分野においても重要な学術的貢献をした。彼の『曲海庄總目提要』(46巻)は中国の古代戯曲を最も詳細にまとめた書物のうちの一部である。胡適は彼のことを「ここ数十年で民俗文学研究において最も貢献した人物」と称賛した。
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董康