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張宏 / ちょうこう

  • 張宏(ちょう こう)、字は君度、号は鶴澗。明代の絵画の大家で、蘇州の出身です。山水画を得意とし、写生を重んじました。筆力は峻厳で力強く、墨色は潤いに富み、山々は重なり合って奥深く、秋の渓谷も深遠で、元代の画風をしのばせる古意があります。特に岩石の面を描く際には、皴法(しゅんぽう)と染めを組み合わせた独自の技法を特色としました。また、写意の人物画では形と神がよく調和し、構図も巧みで、明末の呉門画壇における中堅的存在として、呉中の学者たちから尊敬を集めました。

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