袁世南 / えんせいなん
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袁世南(1895-1966)、別名は袁鶴、広東省生まれ。初期の頃は、上海で西洋画を学ぶ。当時は康有為、呂澄、陳獨秀らは西洋画法を取り入れ中国画の変革を提唱していた。袁世南は彼らの影響を受け、西洋画を諦め、中国画を専門に創作を行う。「中国画合理化」を提唱し、西洋画法を多く取り入れた新たな中国画を試みる。解放後、上海中国画画師、中国美術家協会上海支部会員、上海文史館館員、黄浦区政協委員を務める。