張彪 / ちょうひゅう
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張彪、字は虎臣、山西省榆次生まれ、清朝末期の武職官吏。湖北省の提督、陸軍副都統を務め、武昌蜂起時には督署衛隊を率いて起義軍に抵抗した。南北和議後は、辞任し日本へ渡る。中華民国元年に帰国し、高等顧問として政府に雇われ、陸軍中将銜を授かる。それ以来、彼は天津に住み、日本租界に600坪もの庭園住宅を建てる。「張園」と名付けられる。中華民国13年(1924年)孫中山は北上宣言をして北京に向かう。彼の妻はかつて張園で住んでいた。翌年2月、北京から追放された最後の皇帝溥儀と皇后婉蓉等も張園で住む。