柯九思 / かきゅうし
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柯九思、字は敬仲、号は丹丘、丹丘生、五雲閣吏、浙江省台州生まれ。詩文、書道を得意とする。楷書、隷書、草書、篆書の四書体と八法の全てにおいて素晴らしい。詩、書、絵画を得意とすることから「三絶」と呼ばれる。絵画においては、竹の絵に長けており、趙孟頫の影響を受けている。書道においては、歐陽詢の書法や魏晋の書法を取り入れる。構成は整っており、字体は優しく上品である。趙孟頫の書道の観念に影響される。