曇瑞 / どんずい
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曇瑞、俗姓は孟、名は伯謙、田養民、陝西省富平生まれ。学者の家に生まれ、幼い頃から儒教を学ぶ。北京の清華大学に入学。日中戦争時は、西北大学で儒教を教え、西安の孔教会で十三経を教える。1954年、日本の亜細亜大学の講師に就任し、儒教哲学を教える。同時期に東洋大学研究にも加わる。1959年、論文『司馬遷の史記の筆法』により同大学碩士学位を取得する。この功績は日本政府にも認められ表彰される。1961年、同大学の博士課程を修了し、論文『大乗仏教の起源に関する研究』により博士学位を取得する。