中西夏之 / ナカニシナツユキ
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中西夏之は、戦後日本の前衛美術を代表する画家の一人である。東京藝術大学卒業後、1963年に高松次郎、赤瀬川原平とともに「ハイレッド・センター」を結成し、都市空間を舞台とする実験的な行為やオブジェの制作を展開した。また、土方巽ら舞踏家との協働を通じて、舞台美術や装置など、絵画以外の表現にも取り組んだ。1960年代後半からは絵画制作に本格的に回帰し、《山頂の石蹴り》《弓形が触れて》《紫・むらさき》などの連作を制作。白や紫、黄緑などの色彩、独特の筆触、弧線や色面の関係を通して、絵画の構造と成立の場を探究した。1990年代以降も、身体的な制作行為と空間への意識を基盤に、絵画の可能性を追究し続けた。
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