塩田千春 / シオタチハル
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塩田千春、大阪府生まれ、ベルリン在住の現代美術家。京都精華大学芸術学部洋画専攻卒業。同大学在学中の1993年からオーストラリア国立大学(ANU)キャンベラスクールオブアートに交換留学生として1年間留学。卒業後、ハンブルグ美術大学に入学。その後ブラウンシュバイク美術大学に在籍し、マリーナ・アブラモヴィッチに師事。ベルリン芸術大学ではレベッカ・ホルンに師事。「生きることとは何か」、「存在とは何か」を探求しつつ、その場所やものに宿る記憶といった不在の中の存在感を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作する。2000年より現在まで、世界各地で個展を行うほか国際展にも多数参加している。また、オペラなどの舞台美術も多数手掛けている。