GUSTAVE COURBET / ギュスターヴ・クールベ
-
ギュスターヴ・クールベは新古典主義やロマン主義と対立した写実主義の創始者。1819年フランス・オルナン生まれ。カトリック系の中学校でデッサンを学び、18歳のときに画家のフランジューロに師事。それまでの西洋絵画において、大型の作品は歴史や宗教を主題に扱うことが通例だったが、クールベは名も知れない庶民の葬式を、威厳をもって描き、当時の美術界に衝撃を与えた。