蘇步青 / そほせい
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蘇步青は浙江省温州の出身で、中国の著名な数学者、教育家、中国科学院の院士。中国微分幾何学派の創始者として知られ、また「東方国度の輝かしい数学の星」、「東方第一の幾何学者」、「数学の王」と称賛されている。1927年に日本の東北帝国大学(現在の東北大学)数学科を卒業し、1931年に同大学で理学博士号を取得。1948年には中央研究院の院士に選ばれ、1978年以降は復旦大学の学長、数学研究所の所長を務め、その後は名誉学長および教授となった。