堂本尚郎 / ドウモトヒサオ
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堂本尚郎、伯父は日本画家の堂本印象。京都市立美術専門学校で日本画を学ぶ。1952年パリに渡り西洋の芸術に触れ、この地で日本がから洋画に転じた。奇しくも当時パリではアンフォルメルという画期的な絵画運動が勃興しつつあり、その渦中に身を投じた堂本はその中心的な作家の一人としてたちまち注目を浴び、1957年にアンフォルメル運動の拠点、スタッドラー画廊でデビューした。しかし堂本は決して一つのスタイルに安住することなく、この後も次々に画風を変える。日本人画家の今井俊満や菅井汲などと親交を結ぶ。欧米各地で作品を発表し、国内外の主要な美術館に収蔵され国際的に高い評価を得る。2007年文化功労者に選ばれる。
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