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泉茂 ( 1922 - 1995 )
公開終了
リトグラフ
"Epreuve d'artiste"、A.P.ナンバー、サイン。
A.P.5
泉茂、大阪市に生まれる。1934(昭和9)年大阪市立工芸学校工芸図案科を卒業。大丸大阪店宣伝部に勤務するが、戦後画家を志し退職。1951(昭和26)年「デモクラート美術家協会」の結成に参加。瑛九の影響を受け、銅版画や石版画を制作し始める。1957(昭和32)年第1回東京国際版画ビエンナーレで新人奨励賞を受賞。同年の第4回サンパウロ・ビエンナーレにも出品した。1959(昭和34)年ニューヨークに渡り、1963(昭和38)年にはパリに移住して、幾何学的な抽象形態による作風へと展開。1968(昭和43)年に帰国後は、定規やコンパス、エアブラシを用いて主観性を排した抽象表現を試みた。1970(昭和45)年からは大阪芸術大学教授として多くの後進も育てている。2005(平成17)年和歌山県立近代美術館で「没後10年 遺業・泉茂」展開催。
72.5×54.5cm
2024/02/29
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