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井上有一 ( 1916 - 1985 )
公開終了
墨、唐紙 掛軸 1983年
印。
出版:「井上有一全書業Vol.3」P.435、CR83020、UNAC TOKYO
CR83020
来歴:長野、壬子硯堂(海上雅臣邸宅)
海上雅臣(1931-2019)、雅号は「樸齋」。1970年の展覧会で井上有一と出会い、その芸術的才能を高く評価した。その後、井上の国内外での評価を高め、芸術界における地位を確立する上で重要な役割を果たした。
井上有一、1916年東京生まれ、20世紀後半の日本を代表する芸術家である。彼は、丸坊主で巨大な筆を振りかざし、墨を飛び散らせ、地面に這い、転がり、まるで周りに誰もいないかのように作品を作り上げる、荒々しく自由奔放な人物としてよく知られている。「昼間は普通の学校教師、家では前衛芸術家」と、彼を知る人々は彼を評した。日本が高度経済成長に酔いしれる中、彼は無名のまま、しかし着実で純粋な生き方を貫き、やがて日本を代表する芸術家として、自らを研鑽し、世界の美術史に足跡を残す存在となった。
42.0×75.0cm
2024/10/16
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