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荒木高子 ( 1921 - 2004 )
公開終了
陶土
出版:「戦後コレクション展」ICHION CONTEMPORARY、2024年
展覧会:戰後美術コレクション展(ICHION CONTEMPORARY SoWAsビルB2)2024年2月
荒木の作品が現代美術界にとどまらず、陶芸界で広く認知されるようになったのは、1979年第5回日本陶芸展に出品した「聖書シリーズ・砂の聖書、燃えつきた聖書、黄金の聖書」で最優秀作品賞・秩父宮賜杯を受賞したのがきっかけとなる。同年には、イタリアのファエンツァ国際陶芸展でも第2席に入賞する。以後、荒木は聖書シリーズを継続して制作し、海外でも高い評価を受けた。
荒木高子、日本の現代陶芸家。華道の稼業を継ぐが、1956年大阪で現代美術を専門に扱う白鳳画廊を開設。1961年渡米しニューヨークで彫刻を学び、帰国後は陶芸に取り組んだ。陶にシルクスクリーンで印刷する方法を考案し、壊れゆく聖書を陶で表現した作品は、国内外で高い評価を受ける。
H:20.0cm
L:24.3cm
W:24.3cm
2024/10/16
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