SoWAs

井上有一 淵

  • LOT

    1807

  • 作者

    井上有一 ( 1916 - 1985 )

  • 予想

  • 結果

  • 詳細

    凍墨、和紙 パネル 1961年
    印「有一」。
    CR61029
    出版:「井上有一全書業Vol.1」P.211、CR61029、UNAC TOKYO
    展覧会:未発表作品展72(東京/ウナックサロン)1997年
    1960年代に入ると、井上有一は制作においてより実験的な試みを展開し、墨に膠を混入したり、さらには墨を凍結させるなど、素材そのものに働きかける手法を積極的に取り入れた。こうした独創的な素材操作を通じて、書の表現の新たな可能性を探求し続けた。この時期には《好》《母》《風》などの作品が生み出されており、本作《淵》もまた、そうした過渡期に制作された一字書の作品である。
    井上は著書『書の解放』において、「書ほど簡素で直接的でありながら、日常生活の中に深く息づく芸術は他にないかもしれない」と記している。本作は単一の文字表現を通じて、書に内在する造形的および精神的な可能性を探究するものであり、井上有一の実践を象徴する代表的な作例の一つと位置づけられる。
    井上有一、1916年東京生まれ、20世紀後半の日本を代表する芸術家である。彼は、丸坊主で巨大な筆を振りかざし、墨を飛び散らせ、地面に這い、転がり、まるで周りに誰もいないかのように作品を作り上げる、荒々しく自由奔放な人物としてよく知られている。「昼間は普通の学校教師、家では前衛芸術家」と、彼を知る人々は彼を評した。日本が高度経済成長に酔いしれる中、彼は無名のまま、しかし着実で純粋な生き方を貫き、やがて日本を代表する芸術家として、自らを研鑽し、世界の美術史に足跡を残す存在となった。
    88.2×148.4cm
    (34 ¾ × 58 ½ in.) 

  • 主催

  • 名称

  • 図録

  • 開催

    2026/04/25

1 / 13

井上有一 淵

Contact us

  • オークションに関するお問い合わせ
  • ギャラリーに関するお問い合わせ
  • 美術館に関するお問い合わせ
  • 画集、資料などのお取り寄せ
  • アートニュースに関するお問い合わせ
  • ほか
お問い合わせはこちら