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草間彌生 かぼちゃ

  • LOT

    1815

  • 作者

    草間彌生 ( 1929 - 2026 )

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  • 詳細

    ブロンズ  1993年
    エディションナンバー、制作年、サイン。
    ED.30
    ギャラリーKURA発行作家サイン付き証明書。
    原型製造:1988年 鋳造:1993年
    来歴:東京、みずたに美術

    草間彌生は、戦後日本を代表する前衛芸術家の一人であり、絵画、彫刻、インスタレーション、ハプニング、文学など幅広い分野で独自の芸術世界を築き上げた。1957年に単身渡米し、ニューヨークを拠点に制作活動を開始。1960年代には、水玉模様や反復的な視覚表現によって注目を集め、ミニマル・アート、ポップ・アート、フェミニズム、反戦運動などの芸術潮流とも交差しながら、国際的な評価を確立した。草間の作品には、幻覚や強迫観念に由来する水玉や網目模様、カボチャなどのモチーフが繰り返し登場し、自己と宇宙、現実と幻想の境界を曖昧にすることで、没入感のある空間を生み出している。こうした表現は、幼少期から経験してきた精神的な苦悩とも深く結びついており、本人は芸術を「生きていくための手段」と語っている。その作品は、ダラス美術館、ハーシュホーン博物館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、テート・モダン、ポンピドゥー・センター、金沢21世紀美術館、大阪中之島美術館など、世界各地の主要美術館に収蔵されている。草間彌生は、現代を代表する最も著名で影響力のある女性芸術家の一人として国際的に知られている。

    本作は、草間彌生が1974年に制作した「かぼちゃ」の原型をもとに、1993年にブロンズとして鋳造された作品である。草間は1970年代以降、絵画や版画だけでなく、ブロンズや陶などによる小型の立体作品にも取り組み、平面作品とは異なる物質性と量感を追究した。ブロンズは、草間が描いてきた有機的な形態を実体として固定し、その形そのものを独立した彫刻として提示するための重要な素材のひとつであった。本作では、丸みを帯びた胴体と深く刻まれた溝がつくる起伏が、ブロンズの硬質な表面と重量感によって明確に際立ち、光によって生じる陰影がその立体性をさらに強調している。1974年に生み出された形態が1993年にブロンズとして定着された本作は、草間の1970年代の小型立体から、1990年代以降に展開する彫刻表現への広がりを考えるうえでも興味深い作品である。

    H:13.0cm D:15.5cm
    (H:5 ⅛ in. D:6 ⅛ in.) 

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  • 開催

    2026/10/21

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草間彌生 かぼちゃ

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