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Art News

京都国立博物館 平成知新館

2025.8.19

宋元仏画―蒼海を越えたほとけたち

【展示会名】

宋元仏画―蒼海を越えたほとけたち


【会場】

京都国立博物館 平成知新館

KYOTO NATIONAL MUSEUM


【会期】

2025年9月20日(土)~11月16日(日)

[前期]2025年9月20日(土)~10月19日(日)

[後期]2025年10月21日(火)~11月16日(日)

※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。


【時間】

午前9時~午後5時30分

※金曜日は午後8時まで(入館は各閉館の30分前まで)


【休館日】

月曜日

※ただし、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館し、10月14日(火)、11月4日(火)休館


【観覧料】

一般 2,000円(1,800円)

大学生 1,200円(1,000円)

高校生 700円(500円)

( )内は前売・20名以上の団体料金です。

前売券は7月16日(水)から9月19日(金)まで、各種プレイガイド、公式オンラインチケット等で販売します。

チケットの詳細は、展覧会公式サイトをご覧ください。

大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。

中学生以下は無料です(要証明)。

障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。

*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証

キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引き(一般1,500円、大学生700円、高校生200円)となります(当日南門チケット売場のみの販売・他の割引との併用不可)。


【概要】

宋元仏画(そうげんぶつが)とは、中国の宋と元の時代に制作された仏教絵画のことをいいます。古くから仏教をあつく信奉してきた日本は、仏教の先進国であった中国から多くの文物を舶載してきました。平安時代後期から鎌倉時代を中心にもたらされた宋元仏画には、中国の絵画史上でも特筆される、きわめて高い水準を持つものが多く含まれています。これらは寺院のなかで祀られたほか、絵師の手本となるなど、長い時間をかけて日本文化に深く浸透してきました。

本展では、国内に所蔵される宋元仏画をあつめ、制作された当地の文脈に照らしながら、それぞれの特色をご紹介します。“宋元仏画” ということばで括りながらも、描かれた内容や制作された時代、地域、たずさわった人々など、その様相は複雑かつ多彩です。宋元仏画を紐解きながら、その魅力に迫るとともに、この絵画群を伝えてきた日本文化の国際性や包容力、多様性をあらためて見直す機会となれば幸いです。