1537
吉原治良 ( 1905 - 1972 )
会員限定
ガッシュ、紙 額装
裏に吉原眞一郎証明カード。
来歴:吉原治良家族コレクション
吉原治良、戦後日本美術の重要な人物であり、具体美術協会を主導し、国際的な評価を得た。20世紀日本の最も影響力のある芸術家の一人として知られている。大阪に生まれ、学びながら油彩画に興味を持ち、1928年には大阪朝日会館で個展を開催。魚を題材にした作品などを発表し、注目を集めた。1934年には藤田嗣治の推薦を受け、第21回二科展に出品し、シュルレアリスムの作風で日本美術界に登場。その後、作風は次第に幾何学的抽象へと移行した。第二次世界大戦後は人間をテーマにした作品を手がけたが、1950年代初頭には線的な抽象表現へと転じた。1954年、関西の若手前衛芸術家たちとともに具体美術協会を設立。創作の発展とともに、フランスのアンフォルメル運動を主導した批評家ミシェル・タピエから高い評価を受けた。1960年代以降は「円」を主題に据え、独自の表現を追求。ミニマルでありながら躍動感に満ちた「円」は、彼の象徴的なモチーフとなり、動きと生命力を体現するものとして確立された。
25.5×32.0cm
(10 × 12 ⅝ in.)
2025/04/19
会員サインイン