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PABLO PICASSO ヤギ文花瓶

  • LOT

    1813

  • 作者

    PABLO PICASSO ( 1881 - 1973 )

  • 予想

  • 結果

  • 詳細

    セラミック、手彩色  1952年
    制作年"6.6.52"
    底に2つのスタンプ。
    本作品はユニーク作品である。
    来歴:Est-Ouest Auction、Lot.253、2007年
    出版:「Picasso 陶器エディション作品カタログ 1947–1971」No.156、ALAIN RAMIÉ、パリ、1988年(同エディションの別番号作品が掲載。)
    パブロ・ピカソのマドゥーラ期(Madoura)に制作された陶芸作品は、国際的なオークション市場において安定した需要を維持している。とりわけ動物モティーフを配した多面体の花器は高い人気を誇り、その評価は作品のサイズ、保存状態、さらにはサインや刻印の有無によって左右される。近年においては、同時期の類似作品がおおむね30,000〜180,000米ドルの価格帯で取引されており、希少なモデルや保存状態の極めて良好な作品は、これを大きく上回る価格を記録することもある。
    本作は、1950年代に南仏ヴァロリス(Vallauris)において、ピカソがマドゥーラ工房(Madoura Pottery)と協働していた時期に制作されたものである。多面体(ファセット)による壺形のフォルムは、彫刻的な量感と幾何学的な明快さを備え、器物そのものが自立した芸術作品として成立する性質を有している。白い陶地の上に黒色酸化物で大胆に描かれた山羊のモティーフは、ピカソ晩年に繰り返し取り上げられた主題の一つであり、地中海的な牧歌性と原初的な生命力を体現している。簡潔でありながら力強い線描は、絵画と彫刻の融合を端的に示すものであり、ピカソが陶芸を単なる工芸の領域から近代美術へと昇華させたヴァロリス時代の特質をよく表している。本作は、その代表的作例の一つと位置づけられる。
    パブロ・ピカソ、スペイン生まれの画家。フランスを拠点に活動する。ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。油絵、素描、版画、彫刻、陶器を制作し、生涯最も多くの作品を生み出した美術家でもある。父が美術教師だったため幼いころからたくさんの絵を見て育つ。1895年バルセロナに移住し、美術学校に入学。1907年キュビスムの端緒となる『アビニヨンの娘たち』を制作。1911年頃画風が変わり、「キュビズム」をもっと進化させた「抽象画」へと転向。1937年パリ万博スペイン館の壁画作成の依頼があり作品 『ゲルニカ』 を描く。スペイン内戦時の無差別爆撃の悲惨さが描かれており、美術史において最も力強い反戦絵画芸術の1つとして評価されている。
    H:19.8cm D:23.0cm
    (H:7 ⅞ in. D:9 ⅛ in.) 

  • 主催

  • 名称

  • 図録

  • 開催

    2026/04/25

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