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今井俊満 Black Red & Green

  • LOT

    1829

  • 作者

    今井俊満 ( 1928 - 2002 )

  • 予想

  • 結果

  • 詳細

    油彩、キャンバス 額装 1982年
    サイン、制作年。
    第二次世界大戦後、主としてフランスを中心に展開した美術運動が、批評家ミシェル・タピエによって提唱された。ジャン・フォートリエ、ジャン・デュビュッフェ、ウォルスらの作品に触発されたタピエは、1951年にギャルリー・ニナ・ドーセにおいて展覧会「激情の対決(Battle of Passions)」を企画した。さらに「アンフォルメルとは何か(What Informel Means)」と題する展覧会や著書『アン・アール・オートル(Un Art Autre)』を通じて、不定形で抒情的な抽象表現を「アンフォルメル(Art Informel/フォルムなき芸術)」として位置づけた。幾何学的抽象が「冷たい抽象」と呼ばれたのに対し、アンフォルメルはその強い感情性ゆえに「熱い抽象」とも称された。
    この運動は当時フランスで広まっていた実存主義と密接に結びつき、アンリ・ミショー、ジョルジュ・マチュー、ピエール・スーラージュ、ハンス・アルトゥング、さらにパリを拠点とした堂本尚郎や今井俊満らが重要な作家として挙げられる。日本においては、1956年に日本橋高島屋で開催された「世界・今日の美術展」において初めて紹介され、翌年にはタピエおよびマチューの来日を契機に大きな広がりを見せた。タピエによる積極的な紹介と、マチューが浴衣姿で行ったライブ・ペインティングが大きな注目を集め、いわゆる「アンフォルメル旋風」を巻き起こした。これらの動きは、とりわけ具体美術協会の作家たちに強い影響を与え、彼らが絵画表現へと向かう契機の一つとなった。
    今井俊満、日本の京都で生まれる。東京芸術学院で学ぶ。1952年に第15回新制作協会のサロンで新作家賞を受賞し、同年、中世の歴史と哲学を学びにパリへ留学する。1955年に評論家タピエの影響を受け、彼の作品は抽象的なスタイルに変わっていった。1953年にサンパウロ・ビエンナーレに参加し、1956年には帰国して展示会を行い、1960年にはヴェネツィア・ビエンナーレに参加、1962年に現代日本美術展優秀賞受賞を受賞した。1970年以降は日本文化を絵画に取り入れ、後に日本侵略や第二次世界大戦をテーマに創作をした。
    主な収蔵先:大原美術館、国立国際美術館、東京国立近代美術館
    63.5×52.0cm
    (25 × 20 ½ in.) (F15) 

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  • 開催

    2026/04/25

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今井俊満 Black Red & Green

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