1823
嶋本昭三 ( 1928 - 2013 )
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ミクストメディア 額装 2010年
サイン。
シマモト・ラボ発行鑑定書。
来歴:1.Whitestone Gallery
2.個人コレクション
(作品裏に画廊ラベルあり)
展覧会:嶋本昭三×AU Brother in Arms(台北/Whitestone Gallery)2017年9月
嶋本昭三は、戦後日本の前衛美術を代表する「具体美術協会」の創設時からの中心作家の一人である。吉原治良に師事し、1954年の具体美術協会結成に参加するとともに、その名称を提案した。1956年には、鉄管から絵具を発射する「大砲絵画」や、絵具を詰めた瓶を画面に投げつける「瓶投げ」など、既成の絵画技法を離れ、身体的な行為そのものを制作に取り込む試みを展開した。絵具の飛散や滴り、偶然に生じる軌跡を画面に定着させることで、時間や運動を絵画の中に取り入れたことが嶋本の作品の大きな特徴である。
本作では、白を基調とした画面に、黄、橙、赤、緑、青などの鮮やかな色彩が重なり合い、無数の飛沫や線、滴りの痕跡が画面全体に広がっている。特に画面中央には、絵具とともに投げつけられた瓶の破片が大きく残されており、制作時の衝撃と行為の痕跡を物質として直接画面に留めている。色彩が不規則に交錯することで、静止した画面の中に激しい運動と偶発性が生まれ、嶋本が大砲絵画から瓶投げへと展開させた、絵具の飛散と破壊を制作行為そのものとする表現を想起させる。
41.0×24.3cm
(16 ⅛ × 9 ⅝ in.)
2026/10/21
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