1859
須田剋太 ( 1906 - 1990 )
会員限定
油彩、キャンバス 額装 1962年
サイン。
裏にサイン、制作年。
来歴:個人コレクション
須田剋太は、日本の洋画家である。文展、日展をはじめ、現代日本美術展、日本国際美術展などで活動した。初期には具象画を手がけ、官展で数々の特選を受賞したが、1949年以降は抽象絵画へと制作を展開した。力強く奔放な筆致を特徴とするその絵画は、1955年から1966年にかけての日本国際美術展、1957年のサンパウロ・ビエンナーレ、1960年のリッソーネ賞展、1961年のピッツバーグ・カーネギー展など、国際的な展覧会で発表された。
主な収蔵先:埼玉県立近代美術館、西宮市大谷記念美術館、飯田市美術博物館、福島県立美術館、佐喜眞美術館。
1960年代初頭に制作された本作は、須田剋太が抽象表現をさらに深化させ、絵画そのものの物質的な存在感を追求した時期の作品である。深い黒を基調に、力強く奔放な筆致と豊かな絵肌を重ね、強い表現性と洗練された画面構成を両立させている。後年の成熟した作品へと至る、重要な発展段階を示す一作といえる。
51.3×44.0cm
(20 ¼ × 17 ⅜ in.)(F10)
2026/10/21
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