1866
桂ゆき ( 1913 - 1991 )
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ブロンズ
裏にサイン。
桂ゆきは、戦前から戦後にかけて、油彩やコラージュ、立体など多様な表現を展開した前衛作家である。1935年にコラージュによる初個展を開き、木の葉や布、レース、コルクなど身近な素材を画面に取り入れながら、物そのものが持つ形態や質感を生かした独自の表現を追究した。1930年代にはすでにベニヤやコルクによる小立体を配した作品にも取り組んでおり、平面の中に物質そのものを持ち込む試みは、やがて立体表現へと展開していく。こうした素材への関心を基盤に、桂は日常的な物や形態を大胆に組み替え、ユーモアと寓意を備えた独自の造形世界へと発展させた。本作では、河童という日本の民俗的なモチーフを取り上げ、特徴的な頭部や顔貌、身体の形態を大胆に簡略化・変形することで、親しみと奇異さを併せ持つ独特の造形へと仕上げている。
H:17.7cm L:9.5cm W:7.7cm
(H:7 in. L:3 ¾ in. W:3 in.)
2026/10/21
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