1865
篠田桃紅 ( 1913 - 2021 )
会員限定
墨、紙 額装 2005年
サイン。
篠田桃紅は、書を出発点として、文字の意味や形式を超えた墨による抽象表現を切り拓いた美術家である。戦後には、文字そのものから離れ、書の筆法から生まれる線や墨の表情に着目し、独自の造形を追究した。1956年の渡米は大きな転機となり、ニューヨークを拠点に欧米の抽象美術に触れるなかで、張りのある太い線や面による純粋な抽象表現を確立した。帰国後も、墨の濃淡やにじみ、かすれなどの特性を生かしながら、線と余白との関係を探究し、墨によって空間や時間の広がりを表現した。さらに、金や銀を取り入れた作品では、光の変化や時間の移ろいを感じさせる表現を展開している。
31.0×46.0cm
(12 ¼ × 18 ⅛ in.)
2026/10/21
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