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あまのしげ / アマノシゲ

  • あまのしげ、1968年大阪芸術大学美術科を卒業。1968年から1977年パリに滞在し、パリ国立高等美術学校に学ぶ。制作のほか執筆などもおこなう。

  • 関連作家

    • 持田總

    • 森倫章

      森倫章、北海道生まれ。1976年武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。

    • 守谷史男

      守谷史男(1938年愛媛生まれ)は、行動美術協会会員、元大阪芸術大学教授、現代美術グループ「Ge」の主要メンバーとして、関西の前衛美術と美術教育に大きく貢献してきました。1960年代から70年代初頭にかけては、〈人体〉を主題に、有機的な身体と無機的構造物を対比させた具象表現を探求し、スプレー技法による人体像に生命力と冷たさ、動と静の緊張感を宿しました。1975年、O.I.F.S.海外派遣文化交流員として渡米した経験を契機に作風は大きく転換し、絵画の根源的要素である「線」「面」「色面」に着目した抽象表現へと移行。80年代にはスクラッチ技法による《作品》シリーズや変形パネルを用いた《跡》シリーズを展開し、線の反復や集積を通じて時間の痕跡や記憶の層を画面に刻みました。90年代以降は棒状や骨状の形体を秩序立てて並置する《列》シリーズ、さらには韓国の円墳や霊廟の建築的構造に着想を得た《廟》シリーズを発表し、幾何学的形態と民俗的象徴を融合させて個と集団、過去と現在が交錯する空間を構築しています。日本の戦後美術において、守谷は関西前衛美術の系譜における「物質・行為・記憶の美学」を体現し、静謐でありながら緊張感に満ちた表現で独自の地平を切り拓いています。その仕事は、地域の前衛表現の枠を超え、戦後日本美術の多様な在り方を示す重要な証言ともなっています。

    • 上前智祐

      上前 智祐、1920年京都府で生まれ。独学で洋画を学んだ後に吉原治良に師事し、54年吉原のもとに糾合した関西の若手作家15名と共に「具体美術協会」の結成に参加。具体美術協会の結成以後には一貫して非具象(抽象)を追求した作品を制作し続けた。 1990年「前衛の日本 1950年代の具体グループ」(ローマ国立近代美術館)、2012年「Painting the Void(虚空・終焉を描く) 1949-1962」(ロサンゼルス現代美術館)、2013年 個展「アーモリーショー」(ニューヨーク、ピア92/94)(省略) 主な収蔵先:練馬区立美術館、徳島県立近代美術館、福井県立美術館、大阪中之島美術館。

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