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安藤忠雄 ( 1941 - )
会員限定
2025年
1.十字架:(H:270cm L:185cm) (H: 106 ¼ in. L: 72 ⅞ in.)
2.背もたれの高い牧師椅子:2脚、サイン入り
(H:139.7cm D:42.0cm L:42.0cm) (H:55 in. D:16 ½ in. L:16 ½ in.)
3.チャーチベンチ:6脚、サイン入り
(H:71.2cm D:40.0cm L:270.0cm) (H:28 in. D:15 ¾ in. L:106 ¼ in.)
4.「水の教会」手描き建築図面:2枚
(各62.0×86.0cm) (各24 ⅜ × 33 ⅞ in.)
5.「水の教会 インスタレーション」2025新スケッチ:2枚
(各18.0×25.5cm) (各7 ⅛ × 10 in.)
6.映像
7.音源
8.フレキシブルボード:一式 (91.0×182.0cm) (35 ⅞ × 71 ⅝ in.)
9.スケッチとサイン入りボード (182.0×364.0cm) (71 ⅝ × 143 ⅜ in.)
10.施工図:8枚
来歴:作家建築事務所
出版:「Casa BRUTUS No.301」P.33/P.44、株式会社マガジンハウス、2025年5月。
展覧会:安藤忠雄青春展(VS.グラングリーン大阪)2025年3月20日-7月21日
2025年3月19日から7月21日にグラングリーン大阪で開催された「安藤忠雄展|青春」は、建築家の半世紀にわたる挑戦を総覧する展覧会として大きな注目を集めた。会場では住宅から公共建築まで幅広いプロジェクトが紹介され、模型やスケッチ、没入型映像空間を通して安藤建築の核心に迫る構成となっていた。なかでも特に人々を魅了したのが、1988年に北海道トマムに完成した代表作「水の教会」を原寸大で再現したインスタレーションである。コンクリートの静謐な空間に、中央に立つ十字架が空や自然を映し込む水面と響き合い、訪れる者に深い精神的体験を与える。その表情は春夏秋冬によって変化し、四季折々に異なる魅力を映し出す。ガラスの扉が開かれると、礼拝堂と外の自然が一体となり、光・水・風・音が融け合う場が立ち現れる。この空間は「自然と信仰の融合」を体現し、安藤の建築思想の核心を示すものである。本展を象徴するこのインスタレーションが、今回オークションに出品される作品である。
安藤忠雄、日本の建築家。大阪生まれで、独学で建築を学び、安藤忠雄建築研究所を設立。一級建築士、東京大学特別栄誉教授。コンクリート打ちっ放し建築を主に住宅や教会、ホテルなど国内外に数々の作品を発表。
「住吉の長屋」(1976年)、「光の教会」(1989年)、「ベネッセアートサイト直島」(1992年)、「淡路夢舞台」(2000年)、「こども本の森 中之島」(2020年)などの代表作が知られる。
2025/10/23
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